北欧好奇心でポルトガルの話もなんなんですが。。。
親ペナルティ
という言葉をしっていますか。
子どもを持つことによって親の幸福度がどれだけ下がるか、指針になるような調査をOECDが行いました。
調査国のなかではアメリカが一番低くなっています。ノルウェーやスウェーデン、フィンランドは
子どもがいるほうがいないよりも幸せだというプラスの数値なのですが、アメリカはマイナス12%、
日本もアメリカに近い数値になると言われています。
デンマークは北欧の中で唯一マイナスの数値なのですが、北欧諸国のよいところはすぐに他の国に学んで
様々な実験をするということ。
デンマークでは子どものおかげで幸せ度がもっとも上がる国、ポルトガルの良い点を取り入れました。
ポルトガルで幸福度があがるのは、なんと、「祖父母か子供の教育の主要なパートナーを務めている」
という点なんです。なんと6000名の調査で72%が、祖父母の面倒を受けているというのがポルトガルという国なのです。
デンマークのいくつかの都市では、「臨時の祖父母システム」の導入を始めました。
高齢者がボランティアで特定の家族の里親になるというものです。
病気の時の手助けだけではなく、日常の送り迎えや家族の活動やお祝いにもさんかするというもの。
子どもにとっては頼れる人がふえ、高齢者にすれば生きがいがふえるというものです。
思うに、日本の社会は地域全体で子供たちの面倒をみるような、そんな温かさがあった社会のように思いますが